【夢と志について】
今年の漢字は”金”でしたね。
今年の言葉として、あなたが今年、周りの方から言われて嬉しかった言葉にどのような言葉がありますか?
私が嬉しかったのは、
「太田さんは志のある人ですね」と言う言葉でした。
熱い人と言われることはあっても
志ある人と言われたことがなかったので、
最初は驚きましたが、
嬉しかったです。
改めて、ありがとうございました。
そして複数回違う方から言われたことと
自分な中で話すことで、セルフイメージも変わってくるのが、実感でき、更に力が湧いてきます。
50音と言いますが、言葉そのもの
言葉は人をやる気にさせるし、
やる気を削ぐこともできますよね。
言葉を発するなら、活力生む言葉を使いたいです。
何気なく使う言葉は周りにも、そして自分にも影響が大きいものです。
ところで、今年もあと残すところ数週間になりました。
来年の目標を立てたりする方も多いのではないでしようか?
志、夢を定めることってすごく大切ですよね。しかし、人間って忘れる生き物であり、
志や夢もある程度持ち続けたり実現に向けて成果を感じないと諦めてしまいます。
あるクライアントにて話をしていたとき、
夢と志の違いについて確認すると
意外と区別がついてない方もいるようでしたので、夢と志の違いをお伝えします。
戦前、日本は
「夢」という言葉より
「志」という言葉を
多く使っていました。
今は「志」という言葉を使う機会は
少なくなっていますよね。
「夢」を辞書で調べると
1.眠っている間に、種々の物事を見聞きすると感ずる現象。
2.現実がもつ確かさが無いこと。はかなく、たよりがないこと。「―の世」
現実を踏まえない甘い期待。「すっかり―に浸る」
3.現実のあり方とは別に心に描くもの。
将来実現させたい希望・理想。
「志」を調べてみると
1.こころざすこと。こうしようと心に決めたこと。
2.厚意。親切。「―を感謝します」
3.(感謝などの)気持をあらわすための贈物。
4.心が、ある目的に向かって動く。
目的をたてる。こころざす。
目的。めあて。こころざし。立てた信念
とあります。
夢とは、
達成できたらいいな~
という個人の目標や希望であるのに対し、
志は、
個人の願いだけでなく
よりもっと公的で、周りの人を幸せにしたい
という想いで行動すること。
のようです。
日本という国が
世界で一番長い歴史を持つ
古い国家になったのも
「志」を引き継いで
つないでいったのではないかと思いました。
ビジネスでは、
世界最古の企業トップ3は
すべて日本企業です。
1000年続く企業が7社もあるようです。
伝統を守りつつ
時代の変化に対応でき、
柔軟に行動してきた背景に志があるのかなと
感じます。
伝統にアメリカンドリームという「夢」が導入され、「個人の夢」、「個人の自己実現」を目指すという考え方が主流となったようです。
夢がある人、心がある人どちらもあると良いですよね。
「志」を持つことが希薄になった今だからこそ
「志」を持つことは大切だと思いました。
夢や志がないなと思った方は是非時間を取り
自分とのコミュニケーションとってください。
今日も素晴らしい一日をお過ごし下さい。
あなたの志の実現を応援しています!